拝啓、官房長官どの
安倍内閣が発足してから三か月がすぎた。世界の民主主義国の何処でも、そのくらいは様子を見る。だから書かせて頂く。
塩崎官房長官は頭脳明晰、判断力に優れている。だが、鋭すぎる刃物のようで、官房長官というまとめ役には不向きと見える。敵を作ってはいけない立場だが、同僚議員は勝手に敵と思いこむだろう。同時に、国民に安心感を与えず緊張感を与えてしまう。鋭いから怖い。冷たく機械的にも見えるだろう。結果として説得力に欠ける。繰り返すが頭脳は優秀すぎるほど優秀だ。実際の塩崎氏は人格者であるに違いない。
国民はテレビ、あるいは映像と話し方、服装などからの印象で内閣の印象を決める。映像と音声だけから、誤解を受けている。だが、あと少し笑顔が欲しい。隙をみせたほうがいい。オジンギャグも欲しい。ネクタイに暖色が欲しい。安倍総理とともにコーディネーターの知恵を借りる方がいい。頭のよさが見えてはいけない。間が抜けた印象がほしい。ひと言で「親しみ」だ。それがないから「顔が見えない」との印象を与えてしまう。
塩崎官房長官は温かいお人柄であろう。しかし、温かいのと温かく見えることは天地ほど違う。日本を動かすのは「見えるほう」なのだ。官房長官の演技力にわが国の将来がかかっている。さらなるご努力を期待している。


by hoihoihoi
(330)グラバーの息子