最高裁は園長先生か
小学校入学式で、君が代斉唱のピアノ伴奏を拒否して戒告処分を受けた女性教諭が、思想・良心の自由侵害で憲法違反との訴えに、最高裁はこれを退けた。提訴した女性教師の年齢は幾つなのか。最初はできの悪い中学生ぐらいがふざけているかと思った。よく読めばまことの話で東京都の教師と聞いて仰天した。
職業にはいろいろな場面があり、強い責任が伴う。まして公務員は一般より重い。いやならやめるしかない。多くのサラリーマンは服務できなく、やむを得ずやめるか、我慢している。それが大人のルールだ。まずそこが分からない。
次になぜ「君が代伴奏」が「アジア侵略と結びつく」のか。アメリカ国歌が原爆と結びつくならまだ分かる。オリンピック優勝の君が代にも反対したに違いない。でなければ妙だ。
例えば、税金を払うと自衛隊に使われるから、戦争に反対する自分の思想・良心の自由に反し、だから払わぬと、主張すれば通ると思っているのか。もうひとつ例をいう。戦争反対のデモ行進があった。警官隊がこれを警備していた。デモ隊の一部が暴れ出し、駐車している車に火をつけた。警察官たちに現行犯逮捕せよと命令がでた。しかし、警察官もまた戦争反対だったから、命令を拒否した。その結果処分を受けたが、この処分は思想・良心の自由を侵害するから無効で取り消せ、というに等しい。これで通るか否か、甘えるのもいい加減にせよ。最高裁も迷惑だろう。
最高裁判断の前に常識がある。思想・良心の「自由」があるなら、「義務」はどうなるのか。公共の利益を守る義務を忘れてはいけない。放火犯を逮捕するのは警察官の職務、君が代の伴奏は音楽教師の職務、義務を果たしての権利・自由じゃないか。子供でも分かる理屈だ。
朝日新聞の社説とかに眼を通したが、あまりの幼さに驚愕した。論は中学生の水準だ。子供たちと同じ幼さ、受験に出るからと広告する理由がやっと分かった。支援者も多いらしいがこんな幼稚をもって最高裁判断を仰ぐとは、司法制度も甘く見られた。
あまりに幼い。いい加減にしてもらえないだろうか。国民は忙しく働いている。その中で思想・良心の自由なんて高尚なことをいっている暇はない。明日の手形がどうなるかと走り回るのが現実だ。悩んだり、苦しんだり、給料の額に不満足ながら働いている。愛する家族を養って逃げるわけにはいかない。楽な生活で暇を楽しむ人々を貴族という。格差社会と声高に言う人の年収を調べてみるといい。これらの日本貴族たち、頼むから乏しい予算を浪費させないでくれ。もっと切実で、生きるか死ぬかギリギリの憲法判断が山ほどあるはず。ゲームとして楽しむのはまだいいとして、赤面するがごとき幼児的判断は仰がないで欲しい。
それでもというなら、治安維持法を復活させ、馬鹿を取締るのがいい。今のうちに言っておく。そうさせるのは、あなた達だ。ものには限度があり国民は怒り始めたと速く気づいた方がいい。


by hoihoihoi
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